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時計部品 加工

時計の部品となるパーツを真鍮で加工。

原型は金型を起こして加工する物と、薄い板状での凹凸感をかなり出ない金型では不向きな物は、原型を作りキャストにて加工。
キャスト数は、だいたい1型に付き、ロット100個。

今までに約20型近い原型や金型・抜型を作りました。

原型では、

真鍮素材を使用し、0.7mmの板厚に対して、文字や模様などだけを更にを0.6mm凸にするなど、インパクトのある製品を作りたいとのご要望で加工してきました。
それ以外には、キャストで加工したパーツに凹みを付けて、その凹みに金型で加工したノセコパーツをはめ込むというのもありました。
このはめ込むパーツは、ドーナッツ状の形で、外径抜いた後の内径抜きの際に外側に膨らみがでて、再度外径をボンドで1個1個研磨して、金型で作ったパーツに緩すぎず、キツすぎずハマるように加工したりもしました。

昨日も、2つ別々のパーツを1つの時計部品となるような製品を納品しましたが、これも凄く凝った作りで、原型作りがものすごく時間がかかりましたが、無事に納品できました。

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投稿者 matsumi : 2009年06月17日 09:31 | カテゴリ: その他・アクセサリ , 日々の製作日記

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