松美銀器は伝統の技と先進の技術を融合し、シルバーアクセサリーをはじめ金・銀・プラチナを加工した記念品、ノベルティなどの各種製品を製作します。
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ロー付けの種類について!

先日、ジュエリーデザイナーさんのところに原型の荒彫りでの確認をしてもらいに行ってきました。
その際に色々と話しをさせて頂いた際に、レーザー溶接やロー付けについての話題になり、
今日はロー付けについて紹介させて頂きます。

純金などには、

自社内でオリジナルの配合により作りましたK23ローというのを使用します。又はレーザー溶接機にて共付けにて加工します。
K23ローはK24の一歩手前で熔ける温度なので、長年の経験と目で見る赤くなる度合いを見計らって、ロー付けをしていきます。 最初は何度も失敗を繰り返して、今に至ります。
金にしても、K18ロー・K16ロー・K14ロー・K10ローなどで、プラチナについては、純プラチナ用からの5種類くらいで、銀についても、1分ロー・2分ロー・3分ロー・5分ロー・3倍ロー・早ローなどを使用します。
商品の組み立てるパーツや種類になどによって、それぞれのロー材を使い分けながら作業をしていきます。
ロー付けの一番大事なポイントは、イカに品物の付ける部分以外にも、万遍無く火をあて、それぞれに対して温度差がなくロー付けをするかが大事な部分になります。
溶接するそれぞれが、ロー材が熔ける温度になったときに、初めてキレイ流れていきます。

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投稿者 matsumi : 2006年11月11日 21:41 | カテゴリ: その他・アクセサリ

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